韓国を訪問したトランプ大統領との晩餐会に元慰安婦を招待するなど、日韓合意を個人レベルではなく国家レベルでも無視した行動をしている韓国。
韓国はもちろん悪い(この晩餐会に招待した李容洙さんの、辻褄の合わない言動は検索してみて)。
しかし、これまで日本が毅然とした態度でこず、誤った政治的なメッセージを発してきたために、「なんでも許される」と思われてきたのも要因の一つかと、私は考えています。
この記事は書こうか書くまいか迷っていたのですが、以下のよう行動が「誤った政治的メッセージを発している」のではないかと思うので記します。

写真は先日配られたばかりの寒河江市報11/5号です。
「大韓民国安東市とのさらなる友好を」との見出しで、10/2〜5に寒河江市議団が寒河江市と姉妹都市締結をしている韓国の安東市を「友好のため訪れてきた事」が書いてあります。
当然ながら市議会議員としての訪問ですので、訪問するかどうかを決めたのは寒河江市議会ですし、使われたお金は税金(当初予算の資料を見ると約300万円)です。
ちなみに私は当初予算で韓国安東市訪問の為の予算が計上されていたのを見つけた時に、予想される危惧を関係者の方にお伝えしましたが、それが覆る事はありませんでした。

私が知っている事を時系列で書きますね。
今年8月15日。韓国安東市雄府公園に旧日本軍慰安婦の被害者を象徴する「平和の少女像」が建てられ、除幕式が開かれました。
「平和の少女像」とのことですが、この像はテレビなどでよく見る大使館前に設置された像とは違い、安東市出身の慰安婦被害者・キム・ウェハンさんをモデルにしているそう(だから安東市に建てられた)なので、誰がどんな解釈をしようが「慰安婦像」であることは間違いありません。
このキム・ウェハンさんは9歳で日本・北海道に連れてこられて11歳まで慰安婦生活を強要され、終戦後すぐ9月には韓国に戻る事ができたそうです。
当時の日本は物も金もなく、鍋等の家庭用品から鍬などの農機具まであらゆる鉄製のものを集めて武器にしたり、徴兵された人には「(こちらでは準備できないので)食料と凶器になるものを持参する事」と言ったり、前線では「(持たせる食料も武器もないから)無手で行って敵から武器と食料を奪って、それで戦ってこい」というような無茶を言っていた時代。そんな状態で戦争に勝てるはずありませんよね。
そんな時にわざわざ小さい子を韓国から北海道に慰安婦にするために連れてくるというのは割に合わない(北海道には慰安所が複数あったが、仕事として賃金もしっかり支払われていた)し、戦後すぐ9月には韓国に戻れたと言うのも、当時の状況からは非常に難しいように思えます。
慰安婦被害者と言われる方々全てについて言えますが、「被害」を証明できるような資料(史料)はなく、全て本人達の証言だけ。証言には歴史的にあわないものも多数ある上二転三転していたりもします。これ以上は記載しませんが、ちょっと調べると「ん?」と言う事がたくさん出てくると思うので、各自検索してみて下さい。
そのキムさん自身の疑惑はひとまずおいといて、その慰安婦像が設置されている雄府公園は、市が整備及び管理運営している市の公園です。
花を植えるぐらいなら、個人が勝手にすることもできるでしょうが、建築物である像を設置となると、間違いなく市の許可が必要です。つまり、建立費用は個人(市民)の寄付によるものだとしても、市の公園に設置してある限り、安東市はこの像の設置を黙認または容認したと思われます。

今年8月29日。皆さんの記憶にも鮮明に残っていると思いますが、北朝鮮から予告なく発射されたミサイルが日本上空を通過し、はじめてJアラートが鳴り響きました。

今年8月30日。寒河江市議会は、大韓民国安東市とのさらなる友好の為に、市議団を安東市に派遣する事を議会(9月議会初日)で決め、10月2〜5日に訪問しました。

私は、40年以上も前に姉妹都市締結した事については、先人の思いもあると思うので否定はしませんし、「友好都市締結40周年記念式典」に安東市から寒河江市に来て下さっていますので、周年事業として50周年というタイミングで伺うのもありえる事だとは思います。また、私的な、あるいは団体として交流もその判断はそれぞれですので、私が口出す事ではありません。
しかし、日本の政治家である市議会議員が、市の公園に慰安婦像設置からされてからたった2週間後に韓国安東市へ「友好のため訪問する事」を決めるというのは、どうなんでしょう?なにが友好なのでしょうか?
そもそもミサイルが飛んできてJアラートがなった翌日に韓国に行く事を決める(しかも続けざまに2回目のJアラートが鳴っても撤回しない)なんて、危機管理的にもおかしいのではないでしょうか。

一応前議員ですので関係者や元同僚議員に、在韓邦人から伺ったこれらの状況をお伝えし、「少なくとも、今訪問すべきではないのでは?」とお伝えしましたが、議会としての判断は「問題ない」と一蹴。

ニュースで知りましたが、大阪市長はサンフランシスコ市が慰安婦像を市の公共物とするならば、友好都市締結を破棄するという話をされているそうです。
片や2週間前に”市の公園”へ慰安婦像が設置されたところへ、呼ばれもしないのに税金を使って、しかも周年事業でもないのに「友好のため訪問」する寒河江市議会。
日韓合意をうけて、日本の政治家がとるべき行動はどちらが正しいでしょうか?

「外交は国同士の問題だ」と言う人もいると思いますが、少なくともこの像が設置されているのは安東「市」の公園ですし、行くことを決めたのも実際行ったのも寒河江「市」議会議員ですし、使ったお金は寒河江「市」の予算ですので、この件に関しては全て「市」の意志ですよね。
また、私が知っている上記の事を事前にお伝えしていますので「知らなかった」もないはずです。
その上で「友好のために訪問」したのです。
友好ってなんでしょうね?どんな成果が上げられたんでしょうか。

皆さんはどう考えますか?
なんか違うんじゃないか?と思った方、どんな友好を深めてきたのか、どんな成果があったのか知りたい方は、お近くの寒河江市議会議員に尋ねてみて下さい。自分たちが決めた事、自分たちが行った事なので理路整然と答えられるはずです。
市議会での決定ですので、間違っても、市役所の職員や議会事務局の方が悪いわけではないので、そちらに言うのはやめてくださいね。

最期に一つ、記事のリンクを張りますね。
私はこの記事を書いた記者と、同じような感想を持ちました。
佐賀県唐津市が慰安婦像の町に「友好訪問」の能天気 韓国側にすれば「役に立つバカ」でしかない
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170928/soc1709280005-n1.html